「ボンマックコーヒーミルってどんな感じなんだろう?」と思っていませんか?
結論からお伝えすると、ボンマックコーヒーミルは、家庭用に電動ミルを初めて購入する人にとてもおすすめなコーヒーミルです。
ボンマックのコーヒーミル は、業務用のコーヒーミルをそのまま小さくしたようなコーヒーミルなので、スペックは十分で、費用も安価です。しかも、淹れ方に合わせて挽き方を調節できるので、これ1台あればミル問題は解決すると言っても過言ではありません!
とは言っても、実際に見ることができるわけでも、触ることができるわけでもないので「ホントかよ~」という感じですよね。小さくない買い物ですから当然です。
そこでこの記事では、ボンマックコーヒーミルを3年間使い続けた私が、
- ボンマックコーヒーミルの良いところ
- ボンマックコーヒーミルのちょっと残念なところ
をご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、あなたのおうちコーヒーライフをより充実させてくださいね!
目次
ボンマックとは
ボンマックは、1964年創業のラッキーコーヒーマシンという会社が”高品質でリーズナブルな機器開発”をという理念を掲げて立ち上げたブランドです。
ラッキーコーヒーマシンは創業当時から、業務用焙煎きやコーヒーミルなどを開発し続けている言わばコーヒーの老舗。そんな会社が出しているコーヒーミルなので、日本でもコーヒー好きな人に広く受け入れられています。
とくにボンマックのコーヒーミルは、電動ミルを初めて購入したいと思っている人にとてもおすすめなコーヒーミルです。
というのも、
- フレンチプレスからエスプレッソまで粗さの調節ができる
- スリムで場所をとらず、デザインもお洒落
- 他の電動ミルと比較して費用も安いし、メンテナンスも手軽!
と良いとこづくしなミルだからです。
ただ、完璧かと言われるともちろん、ちょっと気になる点もあります。
それは
- 静電気で豆が飛び散るところ
- ホッパーを食器乾燥機に入れると曲がること
の2点です。
ボンマックコーヒーミルはマイナスの点もありますが、それをを差し引いても、大きくプラスになる魅力があると私は思っています。
なのでここからは、ボンマックコーヒーミルのその大きな魅力をご紹介していきます。
私が思うボンマックのコーヒーミルの魅力
電動ミルは種類が多い上、使って比較できるわけではないので、どうやって選べばいいのか決めにくいですよね。
私も電動ミルを購入をしようと決めたものの、なかなか選ぶことができずすごく悩みました。
購入した今だからわかるのですが、電動ミルを選ぶ決め手となるポイントは、下記4つだと思っています。
- 費用感
- 粉の粗さを調整できるか
- 粒度は揃うのかどうか
- メンテナンスがしやすいかどうか
最終的に、私の場合は「費用感」と「粉の粗さを調整できるか」を重視してボンマックコーヒーミルを購入しましたが、全く後悔は無し。むしろ使ってみると思っていた以上に良く、とてもいい買い物だったと思っています。
ボンマックコーヒーミルが「良い買い物だったな」と思う理由は4点あります。
- フレンチプレスからエスプレッソまで粉の粗さを16段階に調節できる
- スリムで場所をとらずデザインもお洒落
- 費用も安い
- メンテナンスも手軽!
順番に細かく説明していきますね。
フレンチプレスからエスプレッソまで粉の粗さを16段階に調節できる
コーヒー好きの方であればまず気になるのが、挽き具合の調節がしっかりできるのかどうかではないでしょうか。
ボンマックコーヒーミルは、粉の粗さを16段階で調節できます。フレンチプレスに使うような粗挽きの粉から、エスプレッソ用に使う細挽きまで、お使いの器具に合わせた粗さに挽くことができます。粉の粗さも揃っていて均一。家庭用で使うには十分すぎる機能です。
スイッチ一つで作動し、1杯分(15g)であればわずか3秒程度で挽き終わります。手回しだと数分はかかってしまいますよね。忙しいけどコーヒーも飲みたい!という朝なんかには時間の大幅短縮になるので大活躍しますよ。
スリムで場所をとらずデザインもお洒落
ボンマックコーヒーミルは、見た目もなんだかレトロでおしゃれ。スリムで場所もとらないので置いておいても邪魔になりません。
色は基本的には赤と黒の2種類のようです(その時々で限定カラーがあったりするようです)。ボディの色に合わせて、調節ダイヤルの色を変えてるところがいいですよね。あ、めっちゃ個人的な意見ですけどね。
あとシュッとしてるのも良い感じ。やっぱりずんぐりむっくりな見た目よりシュッとしてる方が、インテリアとして素敵ですよね。これも、めっちゃ個人的な趣味嗜好なんですけどね。
メンテナンスも手軽!
ボンマックコーヒーミルは日々のメンテナンスも簡単です。
付属のレンチでパーツを取り、これまた付属のブラシで掃除するだけでOK。構造も単純で、組み立ても簡単。難易度で言うと、カップラーメンを作るのと同じくらいです。簡単なので間違えることもありません。
豆を挽くと、どうしてもコーヒーの粉が内部に残ってしまいます。そのため、日々のメンテナンスを怠ると、残ったコーヒーの粉が内部に残り、酸化してしまいます。すると次にミルを使ったときに、酸化したコーヒーが混ざってしまい、コーヒーに雑味が出て美味しくなくなってしまうんですよね。。
なので、メンテナンスが手軽にできることは、コーヒーを美味しく飲むためにも重要なんです。
その点ボンマックコーヒーミルはメンテナンスがとても簡単なので、ちょっとした隙間時間にメンテナンスができます。購入する前の私は気づいていませんでしたが、メンテナンスが手軽なことは電動ミル選びの大事なポイントだと気づきました。
費用も安い
私のように費用を気にするのであれば、ボンマックコーヒーミルはとてもおすすめ。
同じくらいの機能の富士ローヤルのみるっこ、カリタのナイスカットミルが35,000円以上することを考えると、ボンマックコーヒーミルは18,000円程度。圧倒的のコスパがいいんです。
買う前は正直、「他の電動ミルと比較してどうなんだろう?買ったはいいけど後悔したくないから、高いけどナイスカットミルにしようかなぁ」なんて思いました。ですが予算の都合もあり、結局のところはボンマックコーヒーミルを購入しました。
結果的には先ほどもお伝えしたように後悔は全く無し。むしろ大満足です。
私のように費用の優先順位が1番で、粉の粗さを調節できて、すぐ挽けて、メンテナンスが手軽、そんな電動ミルを探しているのであれば、ボンマックコーヒーミルはおすすめですよ。
ボンマックのコーヒーミルのちょっと残念なところ
ボンマックコーヒーミルは基本的に良いところばかりです。粉の粗さをしっかり調節できますし、粗さも揃っています。メンテナンスも簡単。
もし「ちょっと残念だなぁー」というところを挙げるとすれば次の2点です。
- 静電気が大変
- 豆を入れるホッパーの扱いを間違えると大変
どういうことなのかと、対策をそれぞれご説明していきますね。
静電気の問題と対策方法
他のブログでも指摘されている方が多いのですが、ボンマックコーヒーミルは静電気がすごいです。吐出口(挽いた豆が出てくるところ)の周りにコーヒーの粉が付きまくるし、ひどい場合はめちゃくちゃ飛び散ります。
付属の豆受けに粉を入れると、その内側でも静電気が…。粉が内側にペタペタ引っ付いてなかなか豆受けからでてきてくれません。
じゃあどうすればいいのか?といろいろ試行錯誤してたどり着いたのが、「ミルクピッチャーで出てきた粉を受ける」です。
ミルクピッチャーを吐出口にしっかりと当てながら粉を挽くと、粉が周りに飛び散りません。吐出口についてしまう粉は、ミルクピッチャーの淵をぐるっと当てて落としています。
ミルクピッチャーが無い場合でも、マグカップやコップ等同じような形のモノであれば代用できますよ。ちなみに付属の豆受けはほぼ使っていません…。
ホッパーを食器乾燥機に入れたら曲がった
これは残念なところというか私の不注意でもあるのですが、もし購入した後に同じようなことになると残念な気持ちになるのでお伝えしますね。
ホッパーを食器乾燥機に入れると曲がってしまいます。どうやら熱に強くない材質のようです。
「何で食器乾燥機何かに入れることがあるんだよ!」という話なんですが、油でコーヒー豆がテカテカするくらいの深煎りの豆にハマっている時期があったんです。そんな豆を挽き続けると、当然ホッパーが油で汚れてきます。
単純に汚れたから洗おうと思い、いつも通り洗って、何も考えずに食器感想機に入れたら…曲がっちゃいました。
おかげで今はミルにホッパーがきちんと刺さらず何となく不安定ですし、フタがちゃんと閉まりません。使えないことはないのでそのまま使っていますが、ちょっと残念な気持ちです。
今は洗ったら自然乾燥させています。これなら問題ありません。
ホッパーだけで販売もしていますが1500円ほど…
完全に使えなくなったら購入しようと思います。
ホッパーを洗う場合は食器乾燥機にいれず、自然乾燥にしましょう。
ボンマックのコーヒーミルはこんな人におすすめ
ここまで良いところ、残念なところを紹介してきました。それらを踏まえて、ボンマックコーヒーミルは、こんな人におすすめです。
こんな方におすすめ
- 手回しのミルに疲れてきて、初めて電動ミルを購入しようと考えている人
- 複数の器具を持っていて、ちゃんと挽き分けをしたい人
- おしゃれなミルが欲しい人
- 費用をおさえたい人
一方、今回が初めての購入ではなく、これまで他の電動ミルを使っていて「粉がもっと均等になるミルないかなぁ」「微粉を今より少しでも減らしたいなぁ」というのであれば、wilfa Svart Aromaやカリタのナイスカットミルのような、比較的高価なモデルの方がいいかもです。(とは言え、私は3年以上毎日のようにコーヒーを入れていますが、自宅で飲む分にはこれで十分と感じていますが笑)
ボンマックコーヒーミルは、
- 粉を粗さを調節できる
- すぐ挽ける
- メンテナンスが手軽
という家庭で使用するのに必要十分な機能があり、かつおしゃれで費用も抑えられているので、初めて電動ミルを購入する人にぴったりだと思っています。
ボンマックののおすすめモデル3選
ボンマックコーヒーミルは、色違いで3種類から選ぶことができます。
全て機能は同じですが、ダブグレイだけ1万円ほど値段が高くなっています。どうやら販売店さん独自で作られたのでそうなっているようです。
ちなみに私は「赤が好きだから」という理由だけでレッドを選びました。
置く場所の雰囲気や、あなたの好きな色で選んでくださいね。
レッド
ブラック
ダブグレイ(Dove Grey)
よくあるQ&A
それでは最後に、よくある質問にお答えしていきます。
中古で買うのってどう?
これは本当に個人的な意見ですが、中古で買う必要は無いのではと思います。
そんなことは無いかもしれませんが、もし買ったものの動作しなかったらへこみますし、日頃のメンテナンスがされておらず、内部が汚れているという可能性もあると思います。
電動ミルは毎日使うし、長く付き合うものです。私もすでに3年使用しています。
中古のリスクを考えると、新品で保障のある状態で購入する方が良いのではないかと思います。
お掃除方法が知りたい
ボンマックコーヒーミルはメンテナンスが手軽!とご紹介しました。ここでは具体的な手順を紹介していきます。
- 正面のネジ×2を外す
- 回転刃を外す
- バネと固定ピンを外す
- それぞれのパーツ、本体の内部を付属のブラシで掃除する
- それぞれのパーツを付けなおして完了!
パーツを付けなおす時は順番を間違えないように注意してくださいね!バネ→固定ピン→カッターの順番です!
これさえ間違えなければやること自体はとても簡単ですよ。
故障したかも…どうしたらいいかしりたい
こんな時はこうすればいいよ的なことをまとめました。
コーヒー豆を挽く音がいつもと違う
長く使っていると、「ん?いつもと音が違うぞ?」ということがあります。そんな時は内部で豆が詰まっている可能性が高いです。
これ本当に時々なります。具体的には半年に1回ぐらい。
「そういえば掃除怠ってたなぁ」という時に起こります。内部を確認したら豆がそのまま残っちゃってるんですよね。
ですが対処は簡単で、先ほどご紹介したお掃除方法で掃除すれば問題ありません。どのコーヒーミルもメンテナンスを怠ると同じような問題が起きてしまうので、音が違うと思ったら、内部の掃除をしましょう。
頻度もそこまで多くないので、個人的にはあまり気になりません、
ボンマックコーヒーミルのヒューズが切れた
ボンマックコーヒーミルも電化製品なので、ヒューズが切れてしまうことがあります。
ヒューズとは電流が多く流れるのを防ぐ安全装置のこと。これが切れてしまうとミルが動かなくなってしまいます。
ですがご安心を。購入時点でヒューズは付属されています。なので交換さえすれば大丈夫です。
ヒューズはミルの裏側に2つ付いています。交換方法はとても簡単。
- ボンマックコーヒーミルの側面にある「FUSE」と書いてある部分を回して、
- 取り出したヒューズを新しいものと交換する
だけです。
もしヒューズを使いきって無くなってしまっても、オンラインショップで販売されているので焦る必要もありませんよ。
まとめ
ボンマックコーヒーミルは、業務用のコーヒーミルをそのまま小さくしたような商品で、家庭用に電動ミルの購入を検討している方にとてもおすすめなコーヒーミルです。
ボンマックコーヒーミルをおすすめする理由は大きく分けると、
- フレンチプレスからエスプレッソまで粗さの調節ができる
- スリムで場所をとらず、デザインもお洒落
- 他の電動ミルと比較して費用も安いし、メンテナンスも手軽!
です。
値段は18,000円程度。私が今3年ほどほぼ毎日使用しているので、十分良い買い物になると思います。
「初めての電動ミル購入で、いろんな器具に対応した挽き分けがしたい!」という方もきっと満足するはず。
ぜひボンマックコーヒーミルを手に入れて、あなたのおうちコーヒーライフをより良いものにしてくださいね。