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コーヒーを趣味に!初心者に捧ぐおうちコーヒーの始め方【導入編】

ネルドリップにお湯を注ぐ

コーヒーを普段からよく飲んでいて、趣味にしたいと考える方もいることでしょう。

「コーヒーを趣味にするには何から始めれば良い?

「初心者でもコーヒーを楽しめる方法を知りたい

そのような疑問を持っている方へ、この記事では、趣味として手軽にコーヒーを楽しむための方法を紹介します。初心者でも、簡単にできるおうちコーヒーの楽しみ方がわかりますよ。

必要なグッズや、もっとコーヒーに興味を持ってもらえるような豆知識も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

コーヒーを趣味にする3つのメリット

「趣味はコーヒーです」と聞くと、何だかおしゃれな雰囲気を感じますよね。コーヒーを趣味にするメリットには、次の3つがあります。

コーヒーを趣味にするメリット
  • 知的で大人な趣味を楽しめる
  • リラックス効果を得られる
  • お財布に優しく続けやすい

コーヒーは、その気になれば、誰でも手軽に始められる趣味としておすすめです。自分で淹れられるようになったら、想像以上に楽しい世界が待っています。

知的で大人な趣味を楽しめる

コーヒーを自分で淹れるようになると、「もっとおいしくなる方法はないか」と豆の種類や挽き方、専用グッズなどに興味がわいてきます。

豆によって、風味や味わいは違うものです。飲み比べたり、産地について調べたりと、さらなる知識を深めたくなるでしょう。知的好奇心をくすぐられ、コーヒーの世界にどんどん魅了されます。

また、コーヒーを淹れるひととき、苦味をおいしいと思える感覚も、大人ならではの醍醐味です。時間とお金に多少余裕のある大人だからこそ、楽しめる趣味になるのではないでしょうか。

リラックス効果を得られる

温かいコーヒーを飲むと、心がホッとほぐれるような感覚になりませんか?実は、コーヒーの香りと苦味や酸味などの味わいには、リラックス効果があることがわかっています(注1)。

コーヒーの香りを嗅ぐと、リラックスした時の脳波・α波が多く現れます。豊かな香りが心と体をほぐし、コーヒーに含まれるカフェインが精神的ストレスをやわらげてくれるのです。

コーヒーを趣味にすると、自然とリラックスできるひとときが過ごせます。飲み過ぎに注意して、コーヒーを味方に日々を乗り越えたいですね。

注1:Q.12 コーヒーでストレスが解消される?|全日本コーヒー協会

お財布に優しく続けやすい

趣味にするには、敷居が高く感じられるコーヒー。しかし、グッズにこだわりがなければ100円ショップでも購入でき、初期費用をぐっと抑えられます。

最低限のグッズがそろったら、あとはコーヒー豆(粉)を買い足すだけです。スーパーやネット通販などでもお手頃な豆が販売されています。

コーヒーは、趣味にあまりお金をかけたくない長く楽しめる趣味が欲しい方にも最適です。手の届く範囲で、いつでもおいしいコーヒーを飲めるようになりますよ。

【初心者向け】コーヒーを趣味にするならペーパードリップから始めよう

ペーパードリップ

コーヒー初心者は、「何から始めれば良いのか」「どのようなグッズをそろえたら良いのか」わからない点も多々あると思います。

まず、初心者がコーヒーを趣味にするなら、ペーパードリップから始めましょう。

ペーパードリップとは、コーヒー豆(粉)にお湯をかけてコーヒーを抽出する淹れ方です。特徴は次のとおり。

  • ペーパーフィルターに豆(粉)を入れて使用する
  • 淹れたあとのフィルターは捨てる。後片付けが楽
  • 良くも悪くも、コーヒーの味がストレートに出る

カフェや喫茶店、コンビニなどで取り入れられ、最もポピュラーな淹れ方として広まっています。専用グッズも多く販売されており、始めやすいことからおうちコーヒーに最適です。

ここでは、最低限必要なグッズと、手軽にドリップコーヒーを楽しめるドリップバッグについて解説します。

ペーパードリップならお家でお店の味が楽しめる!初心者にも優しい淹れ方をご紹介します。

最低限必要なコーヒーグッズは3つ

最低限必要なコーヒーグッズ

趣味としてコーヒーを始めるなら、最初のハードルを低くして気軽に楽しみましょう。ペーパードリップに必要なグッズは、次の3つです。

ペーパードリップに必要なグッズ
  • ペーパーフィルター
  • ドリッパー
  • コーヒー粉

ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、そこにコーヒー粉を入れます。お手持ちのマグカップにセットしたドリッパーを置いて、お湯を抽出すればドリップコーヒーのできあがりです。

この方法で、1~2人前のコーヒーを淹れられます。もっと多く淹れたい場合は、人数分に合ったフィルターとドリッパー、マグカップに代えて専用サーバーを用意しましょう。

コーヒー粉は、お店で豆から挽いてくれます。すでに挽いた粉の状態で販売されているものもありますので、お好みで選んでください。

ドリップバッグもおすすめ

ドリップバッグコーヒー

あれこれグッズを買わなくても、もっと手軽にドリップコーヒーを楽しむ方法があります。それが、「ドリップバッグ」です。

ドリップバッグとは、1杯分のコーヒー粉が個包装されたもの。カップに固定してお湯を注ぐだけで、香りの良いコーヒーのできあがりです。

コーヒーメーカーや専門店など、いろいろなドリップバッグが販売されており、飲み比べにもおすすめ!ちょっとしたプレゼントにも喜ばれますよ。

コーヒーを趣味にした人に勧めたい次のステップ!

趣味としてコーヒーを楽しめるようになった方へ、次のステップとして3つのことを提案します。

  • コーヒーグッズをチェックしてみよう
  • いろいろなコーヒー豆を飲んでみよう
  • 知識を増やせる本や資格取得もあり

専用グッズや豆などに注目すると、コーヒーの世界の奥深さを体感できます。家族や友人などに振る舞ったり、同じ趣味仲間ができたりと人生の幅も広がることでしょう。

コーヒーグッズをチェックしてみよう

ネルドリップにお湯を注ぐ

より丁寧においしく淹れたい、もっとこだわりたいと思ったら、ほかのコーヒーグッズをチェックしてみましょう。

  • ネルフィルター
  • 細口ケトル
  • 専用サーバー
  • ミル(電動・手動)
  • コーヒーカップ、グラス
  • フレンチプレス

ペーパードリップ以外の淹れ方にチャレンジしたり、ミルで挽きたてのコーヒー粉を作ったりと、さらに楽しみ方が広がります。

ちなみに、初心者が次に買うなら「細口ケトル」がおすすめ!ペーパードリップは、コーヒー粉にしっかりとお湯を浸透させる必要があります。

細口ケトルがあれば、ゆっくりていねいにお湯を注ぐことができ、よりおいしいコーヒーに近づくでしょう。

いろいろなコーヒー豆を飲んでみよう

カップに入ったコーヒー

コーヒー豆にも個性があります。酸味、苦味、甘味、コクなどの味わいは、産地や育った環境によってさまざま。コーヒー豆の産地として有名な地域としては、以下が挙げられます。

  • ブラジル
  • グアテマラ
  • コロンビア
  • ケニア

豆の種類、焙煎具合、挽き方など、すべてを網羅するのは難しいほど多くの種類があるのです。

初めて買うなら、飲みやすいようにブレンドされた豆を選ぶと良いでしょう。身近なコーヒーショップやスーパーにもいろいろな種類が販売されています。

味の違いだけでなく、どこで育てられた豆なのか注目してみると、コーヒー1杯にかけられた情熱を感じられます。余裕ができたら、いろいろな豆の味を味わってみてください。

知識を増やせる本や資格取得もあり

本「最新版 コーヒーのすべて」

出典:エイ出版社

コーヒーの知識を増やすなら、関連する本や資格取得もおすすめです。専門家の視点から見るコーヒーは、ただおいしいだけではない魅力にあふれています。

気軽に読めるムック本『最新版 珈琲のすべて』(エイ出版社)や、イラストが豊富でバリスタ直伝の『理由がわかればもっとおいしい! コーヒーを楽しむ教科書』(ナツメ社)は、初心者でも手に取りやすいでしょう。

また、趣味レベルでチャレンジできる資格には次のようなものがあります。

  • コーヒーソムリエ(日本安全食料料理協会)
  • コーヒーコーディネイター(日本創芸学院)
  • ドリップマスター(UCCコーヒーアカデミー)

どれも自宅で受講・試験も受けられる通信講座です。基礎知識や淹れ方などをくわしく学び、コーヒーの知識を深められます。

無料で参加できるコーヒー教室やYouTubeなど、気軽に学べるものもありますのでぜひチェックしてみてください。

コーヒーを趣味にするにはお金がかかる?

コーヒーは特にこだわりがなければ、初期費用をぐっと抑えられます。反対を言うと、いろいろと道具を揃えメーカーにこだわれば、やはりそれなりにお金がかかるのです。

初心者におすすめのペーパードリップでは、どれくらいコストがかかるのでしょうか。

ペーパードリップなら1杯約20円

ペーパードリップに最低限必要なグッズは、ドリッパー、ペーパーフィルター、コーヒー豆(粉)の3つです。ドリッパーとフィルターは、100円ショップでも購入できます。

実際に1杯あたりにかかったコストは、次のとおりです。

  • ドリッパー:220円(初期費用)
  • ペーパーフィルター:4円(200枚入り814円)
  • コーヒー粉:16.5円(300g495円)

初期費用を除き、1杯あたり約20円です。缶コーヒーやカフェなどと比べて、コストをかなり抑えられることがわかります。毎日飲むならなおのこと、コストを重視した方が続けやすいですね。

ドリップコーヒーはコスパが良い?味、コスト、インスタントとの違いも解説

こだわりが増えるとお金も必要

こだわりのコーヒーグッズ

出典:メリタ公式HP

コーヒーグッズは、メーカーによってデザインや価格もさまざまです。始めに使っていたものより、違うデザインが欲しくなるかもしれません。

コーヒーグッズを販売する主なメーカーは、次のとおりです。

  • Mellita(メリタ):ペーパードリップを開発したメーカー
  • Kalita(カリタ):三つ穴式ドリッパーを作る日本メーカー
  • HARIO(ハリオ):日本の大手耐熱ガラスメーカー
  • KINTO:おしゃれなキッチン・インテリア雑貨も扱う
  • コーノ:珈琲サイフォン株式会社。ドリッパーが有名
  • BONMAC(ボンマック):UCCグループが手がけるメーカー

SNS映えするデザインや実用性重視など、メーカーによる違いを知ると、あれこれグッズが欲しくなることでしょう。こだわりが増えると、当然お金がかかります。

すべて揃えようとせず、無理のない方法から始めるのがおすすめです。

コーヒーを趣味にする初心者向けの豆知識

コーヒー初心者の方へ、コーヒーをもっと知りたくなるような豆知識を紹介します。知識が増えると、飲むだけではないコーヒーの楽しみ方が広がるでしょう。

インスタントとレギュラーコーヒーの違い

インスタントとレギュラーコーヒー(粉)は見た目が似ていることから、間違って認識されることがあります。両者の大きな違いは、次のとおりです。

  • インスタントコーヒー:抽出されたコーヒー液から水分を除去(乾燥)させたもの
  • レギュラーコーヒー(粉):焙煎された豆、もしくは豆を挽いたあとの粉

インスタントコーヒーは、手順に沿って淹れたコーヒーを乾燥させて、いつでも飲めるように作られたものです。サッとお湯に溶けて、手軽にコーヒーを楽しめます。

レギュラーコーヒーは、コーヒーを淹れるために準備された豆(粉)のことです。インスタントのようにお湯に溶かして飲むのではなく、適した淹れ方があります。香りやコクなど、コーヒーならではのおいしさを味わえるのも特徴です。

普段はインスタント、時間のあるときやじっくり楽しみたいときはレギュラーなど、気分によって好きなように楽しめるのもコーヒーの魅力といえますね。

エスプレッソとドリップの違い

おいしさをギュッと濃縮したエスプレッソと、さまざまな風味を楽しめるドリップ。両者は、その淹れ方が大きく違います。

  • エスプレッソ:専用マシンで強い圧力をかけて抽出
  • ドリップ:紙や布などのフィルターを使いお湯でろ過しながら抽出

エスプレッソは1杯あたり25~30mlと少なく、とにかく濃厚な味わいが特徴です。カフェモカ、カフェラテ、カプチーノなど人気のコーヒーは、エスプレッソを元に作られています。

対してドリップは、いわば「普通のなじみあるコーヒー」のこと。1杯あたり120~150mlで、エスプレッソと比べるとすっきりとした飲みやすい口当たりです。

コンビニコーヒーも、店舗によってエスプレッソ式もしくはドリップ式と、使用しているマシンが異なります。味の違いを比べてみるのもおもしろいですよ。

アメリカーノとは?ドリップ、アメリカンコーヒーとの作り方・味わいの違い

ペーパー以外のドリップコーヒーの淹れ方

「初心者はペーパードリップがおすすめ」と紹介しましたが、ドリップコーヒーは使う器具によってまた違った味を楽しめます。ペーパー以外のドリップコーヒーの淹れ方は、次の3つです。

  • ネルドリップ:布製(ネル)フィルターを使って抽出
  • フレンチプレス:ガラスポットに粉をセットして抽出する
  • サイフォン:ガラス製の器具で水蒸気の圧力を使って抽出する

ネルドリップは、ペーパードリップとほぼ同じ淹れ方です。フィルターを布(ネル)にすることで、より深みのある香り高いコーヒーになります。

フレンチプレスやサイフォンは、専用の器具を使って抽出します。豆の個性やのど越し、香りの違いなどを楽しみたい方におすすめです。

豆の産地や種類、焙煎具合、挽き方などによっても味わいが異なり、コーヒーの楽しみ方には限界がありません。自分好みの味を見つけに、いろいろなコーヒーを味わってみてください。

ネルドリップとは?淹れ方のコツ・保管方法を元カフェ店員が解説!

カフェインレス、デカフェ、ノンカフェインの違い

カフェインを控えたいときに便利なカフェインレスコーヒーカフェインの除去割合によって、呼び方が異なるのは知っていますか?

  • カフェインレス:コーヒーに含まれるカフェインを90%以上除去したもの
  • デカフェ:カフェインを除去したコーヒーのこと。カフェインレスと同じ意味。
  • ノンカフェイン:一切カフェインが含まれていないもの。たんぽぽコーヒーなど

カフェインレスやデカフェは、カフェインが多少残っている状態です。すべて取り除くことは不可能ですが、飲み過ぎなければ誰でも安心してコーヒーを楽しめます。

眠気覚ましや気分転換に、ついコーヒーを多く飲んでしまうこともあるでしょう。カフェインレスコーヒーなら、カフェインの摂り過ぎ防止になります。ぜひ気軽に取り入れてくださいね。

カフェインレスコーヒーの効果とは?おすすめのカフェインレスコーヒーも紹介!

コーヒーを趣味にしておうち時間を充実させよう

趣味としてコーヒーを始める方法に、「ペーパードリップ」を紹介しました。ペーパードリップは、ペーパーフィルタードリッパーコーヒー豆(粉)の3つがあればできる、最もポピュラーな淹れ方です。

初心者でも始めやすく、自宅で手軽においしいコーヒーを味わえます。

さらに興味がわいたら、コーヒー豆や専用グッズなど、気になる分野をもっと深堀りして楽しむこともできます。知れば知るほど、奥深いコーヒーの世界にやみつきになるでしょう。

コーヒーを自分で淹れられるようになると、おうち時間がより充実します。心も体もホッと緩められる趣味として、ぜひ気軽に楽しんでくださいね。

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  • この記事を書いた人
みしまふみ

みしまふみ

【Webライター / 元珈琲店スタッフ】上島珈琲店に1年半ほど勤務。コーヒーを提供していたら、自身もブラックを飲めるようになり感動。妊娠中でもノンカフェインやたんぽぽコーヒーなどを楽しみ、コーヒーが欠かせない生活に。コーヒー好きの夫と、カフェ巡り・自宅でドリップコーヒーを楽しんでいる。FIKAを通して、コーヒーの奥深さを知ってもらえたら嬉しいです。

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