コーヒーの種類

カプチーノとは?美味しい作り方からカフェラテやカフェオレとの違いまで解説します!

カプチーノってどんなドリンク?」と思っていますね。何となく「コーヒーにミルクを入れた飲みものかな?」と思っているけれど、明確な作り方は知らないかもしれませんね。

答えを言うと、カプチーノはエスプレッソにミルクを足した飲みものです。

コーヒー豆に強い圧力をかけて濃厚なコーヒー成分を抽出したものに、ミルクを入れます。

エスプレッソのビターな味わいに、ミルクのまろやかさを加えているので、「甘すぎるのが苦手…」という方にピッタリです。

「でもカフェに行くと、カプチーノの他にカフェラテとか、カフェモカとかもあるよね。それとは、どう違うの?」と思ったかもしれません。

そこでこの記事では「カプチーノ」の味や特徴、作り方について、詳しく解説。

カフェラテやカフェオレ、カフェモカなど、他の飲みものとの違いを紹介した上で、「カプチーノをおいしく飲むアレンジ」についても紹介します。

ぜひ参考にして、自分好みのドリンクを見つけてくださいね。

カプチーノとは?エスプレッソとミルクを混ぜたもの

カプチーノとは、エスプレッソにミルクを入れたイタリア生まれのドリンク。エスプレッソとミルクが、およそ3:7の割合で入っています。

ただし、入れるミルクに特徴があります。

カプチーノに使うミルクは、大きく分けて2つ。「スチームミルク」と「フォームミルク」です。

  • スチームミルク:蒸気で温めたミルク
  • フォームミルク:蒸気でふわふわに泡立ったミルク

カプチーノはエスプレッソとスチームミルク、そしてフォームミルクの3段層になっています。なので、もう少し具体的に言うと、それぞれが次の割合で入っているのです。

  • エスプレッソ:スチームミルク:フォームミルク=3:3:4

スチームミルクよりも、泡立ったフォームドミルクの量が多いので、ふわふわとしたミルクの食感が楽しめますよ。

コーヒー豆知識

エスプレッソには、長くローストした「深煎り豆」を使用します。深煎り豆にすると苦味が強くなる分、コクが強くなり、ミルクとの相性が良くなるのです。

  • カプチーノの名前は、教会の修道士が着ていたフードつきの修道服「カップッチョ」が由来と言われています。

    「カプチーノのフォームミルクが修道服のフードのように見えたから」「カプチーノの色が修道服の色に似ていたから」など、説はさまざまです。

カフェラテ、カフェモカ、カフェオレとの違いは?

カフェに行くと、ずらっとメニューが並んでいるのに、違いがイマイチ分からない…でも知っているふりをして飲んじゃうときってありませんか?

せっかくなので、カプチーノとの違いも踏まえて覚えちゃいましょう!

カフェラテとは?

カフェラテは、エスプレッソにミルクを入れたイタリアのドリンクです。ラテアートと呼ばれるものは、カフェラテをベースにしたもの。次の割合でエスプレッソとミルクが入っています。

  • エスプレッソ:ミルク=2:8

「あれ?割合が違うけど、ほぼカプチーノと一緒じゃない?」と思ったかもしれませんね。

その通りです。カフェラテの方が少しミルクの割合が多いのですが、使っている材料はカプチーノと変わりません。

定義としては、フォームドミルクの量が違うとされています。カプチーノのフォームミルクはカップ縁1cm以上なのに対し、カフェラテは1cm未満

つまりカプチーノの方が、フォームミルク(泡の部分)が多いのですね。実物を見ても、カプチーノの方がふわふわしている印象があります。

ただし、明確に決まっているわけではありません。お店や作る人によって微妙に違いもあるそうです。

カフェモカとは?

カフェモカとは、エスプレッソにミルクとチョコレートシロップをかけたドリンクのこと。

お店によっては、さらにホイップクリームをトッピングすることもあります。

カプチーノより濃厚で、さらにミルクとチョコレートの甘さも加わり、スイーツドリンクとして飲まれることが多いです。

カフェオレとは?

カフェオレは、フランス生まれのドリンクです。ドリップコーヒーにミルクを足して作ります。

カプチーノとカフェラテはエスプレッソを使いますが、カフェオレでは、いわゆる「普通のコーヒー」を使っているのが特徴。

カプチーノと違って苦味が少ないので、コーヒー初心者でも飲みやすいドリンクです。

ちなみにイタリア語では、カフェオレのことを「カフェミスト」と言います。スターバックスにも置いてあるので、頼んでみてくださいね。

カプチーノとカフェラテはどう飲み分けたらいいの?

カプチーノとカフェラテは、どちらもエスプレッソにミルクを足したドリンクと説明しました。

でも「材料が同じなら、味は一緒なんじゃないの?」「コーヒー好きの人は、どうやって選んでるの?」と思ったかもしれませんね。

実は、カプチーノとカフェラテは「味わい」や「風味」が少し変わってきます。

  • カプチーノ:濃厚な味より、ビターな苦味と、ふわふわのミルクの食感を味わいたい方
  • カフェラテ:ビターな苦味より、ミルクと甘さが加わった濃厚な味を楽しみたい方

ふわふわミルクの食感と、ビターな風味を味わうならカプチーノ

「エスプレッソならではのビターさ」を味わいたいなら、カプチーノがオススメです。

ミルクの比率がカフェラテより少ないので、口当たりはカフェラテより軽やかになります。カプチーノは泡の量も多いので、ふわふわとした独特の食感を長く味わえますよ。

まろやかな風味を楽しみたいなら、カフェラテ

まろやかな風味を味わいたいなら、カフェラテがオススメです。

見た目がふわふわしているので「カプチーノの方がまろやかなんじゃないの?」と思いがちですが、違います。

カプチーノはフォームミルクは多いですが、その分、普通のミルクは多くありません。

一方で、カフェラテはフォームミルクの量が少ないので、エスプレッソと混ざるミルクの量がカプチーノより多いのです。

カフェラテではミルクのコクが加わり、「味の重み」を感じられますよ。

カプチーノを美味しく作る方法とは?

カプチーノをおいしく作るポイントは、「エスプレッソ」と「フォームミルク」の両方をおいしく作ることです。

エスプレッソもフォームミルクも、おいしく作るには専用の機械や技術が必要になります。

コーヒーメーカーを使う場合

準備するもの
  • エスプレッソカプセル
  • エスプレッソマシン
  • 冷たいミルク
  • ミルクピッチャー
  • ミルクスチーマー
  • カップ
手順1
エスプレッソを淹れる
エスプレッソマシンにカプセルをセットし、ボタンを押してエスプレッソを淹れる。
 
手順2
フォームドミルクを作る
ミルクピッチャーに冷たい牛乳を入れて、ミルクスチーマーでフォームドミルクを作る。
 
手順3
エスプレッソにスチームミルクを入れる
エスプレッソに、あまり泡立っていないスチームミルクを注ぐ
 
手順4
フォームドミルクを乗せる
手順3の上に、フォームドミルクをのせて完成。
 

ただし、これらの機械をそろえようとすれば、家庭用のモデルでも1万円以上はかかります。「手軽にカプチーノを楽しみたい」のに、これでは現実的ではありませんよね。

しかし、コツさえしっかりとおさえれば、自宅にある道具と100円ショップで購入できるグッズで、簡単にカプチーノを作ることができます。

ここからは家庭にあるものや、安くて手軽に用意できるものを使ってできる『本格的なカプチーノ』の作り方を解説していきます。

100均の道具を使って、家で作ってみよう

本来のカプチーノはエスプレッソ用の豆と機械を使いますが、お湯を注ぐだけでできる『インスタントコーヒー』で簡単に作ることもできます。

ポイントは、エスプレッソに近いコクや深みを出せるような豆を使うこと。オススメは『エスプレッソブレンド』と書かれたインスタントコーヒーです。

他にも、エスプレッソならではの苦味に近づけるために、水を少なめに入れるのも良いですね。

それでは、材料と作り方を見ていきましょう!

高橋
「インスタントじゃ満足できない!」こだわり派の方は、こちらの記事へどうぞ⇒「ドリップコーヒーでおいしいエスプレッソを作る方法(仮)』
準備するもの
  • インスタントコーヒー(エスプレッソブレンド)
  • 牛乳(乳脂肪分3.0%以上の新鮮なもの:200ml)
  • シナモンやチョコレートなどのトッピング
  • お湯(コーヒー用)
  • 100均のミルクフォーマー
  • マグカップ
おいしく作るポイント!
  • ミルクは65℃!温めすぎない
  • ミルクを泡立てるときは鍋を傾けよう
  • コーヒーは濃いめに入れよう
手順1
ミルクを65℃に温める

65℃は、ミルクの甘みが1番強くなる温度と言われています。

65℃より高い温度になると「牛乳の膜」ができて、食感が悪くなってしまうので気をつけましょう。

逆にミルクの温度が低いと、カプチーノがぬるくなっておいしくありません。

 
  • 鍋で加熱:沸騰させないように中火で
  • 電子レンジ:500ワットで1分〜1分30秒
 
手順2
ミルクフォーマーを使って泡立てる

加熱が終わったら火を止めて、ミルクフォーマーを使って泡立てましょう。

ミルクのきめ細かい泡を作るには「鍋をかたむけながら」「鍋の底近くで」泡立てるのがポイントです。

【画像】

鍋に入れたままでもできますが、底が深い耐熱性のカップに移すと簡単にできます。

ミルクの表面に近いところで泡立てると、空気を取り込みすぎて、泡が大きくなります。泡が大きいとふわふわの食感がなくなるので、注意してくださいね。

泡立てる前と比べて、ミルク全体の体積が1.5〜2倍ほどになったら完成です。

 
手順3
濃いめにコーヒーを淹れる

普段よりも濃いめにコーヒーを淹れましょう。

ポイントは、お湯を少なめにすることです。マグカップの3分の1ほどを意識すると良いでしょう。

 
手順4
コーヒーにミルクを注ぐ

コーヒーに、ミルクをゆっくり注ぎましょう。

『コーヒー:スチームミルク:フォームミルク=3:3:4』の割合になるように注ぎます。

残ったフォームミルクをスプーンですくって、マグカップの縁ギリギリまで乗せたら完成です。

 
手順5
トッピング

お好みでフォームミルクの上にトッピングをして、温度が下がらないうちに、いただきましょう。

カプチーノに合うトッピングには、以下のようなものがあります。

  • ココアパウダー
  • シナモンパウダー
  • キャラメルシロップ
 

ミルクフォーマーは、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも売られています。

【画像】

「100均だから、あまり性能は良くないんじゃないの?」と不安に思うかもしれませんが、大丈夫。十分にきめ細かで、ふわふわな泡を作れます。

エスプレッソマシンを使うときより、少し手間がかかりますが、十分おいしいカプチーノを味わえますよ。

カプチーノのおいしい飲み方、アレンジ方法

カプチーノをおいしく飲むには、大切なポイントが1つあります。ここでは、カプチーノをおいしく飲む方法と、オススメのアレンジ方法を紹介していきます!

カプチーノをおいしく飲むには、よく混ぜる!

カプチーノをおいしく飲むには、ミルクの泡とエスプレッソが一体化するように、よく混ぜて飲むのがポイントです。

しっかり混ぜることで、カプチーノ特有のクリーミーさを最後まで楽しめます。

カプチーノはコップの縁まで注がれていることが多いため、スプーンを立ててグルグルかき混ぜると泡があふれてしまい、見た目もあまり良くありません。

縁の泡をスプーンですくって中央に寄せてから、上下に円を描くように優しく混ぜましょう。全体が、蜂蜜のようにトロトロになったら飲みごろです。

このとき、勢いよく混ぜすぎて泡があふれないようにしましょう。

  • カプチーノはミルクの泡と液体のミルク、エスプレッソの3層構造ですよね。フォームミルク(泡)とスチームミルク(液体)では、比重が異なります。

    そのため混ぜずにそのまま飲んでしまうと、液体だけが先に口へ運ばれて、カプチーノ特有のまろやかさを味わうことができません。

    かわいい絵が描かれていると「混ぜるのがもったいない…」と感じてしまいますが、目で楽しんだら思い切って混ぜてしまいましょう。

シナモンを足してみよう

カフェや喫茶店でカプチーノを頼むと、シナモンスティックが添えられていることがあります。

シナモンスティックは、マドラーのようにかき混ぜてカプチーノに香りづけするのが正しい使い方です。

あくまでも香りづけに使用するものなので、なめたり、かじったりするとマナー違反に思われるかもしれません。注意してくださいね。

  • 実は、カプチーノ発祥の地イタリアでは、カプチーノにカカオパウダーを少し入れる飲み方が一般的。

    一方で、カプチーノにシナモンを入れるのはアメリカに多いです。シナモンスティックを使った飲み方は、アメリカ式の飲み方ということですね。

砂糖を入れてみよう

カプチーノはエスプレッソに温めたミルクを注いだものなので、もともと砂糖のような甘みはありません。

温めたミルクにはマイルドな甘みがあるため、そのまま飲んでも十分おいしくいただけますが、お好みで砂糖を入れても全く問題ありません。

とくにエスプレッソの濃厚さが得意ではない方は、砂糖を入れると苦みが緩和されるのでオススメですよ。

ティースプーン1杯ほどの砂糖をカプチーノの泡の上にかけて、しっかり混ぜてからいただきましょう。

デザインカプチーノに挑戦してみよう!

泡の上に葉っぱやウサギ、ハートなどが書かれたアートが人気ですよね。『ラテアート』という言葉なら、聞いたことあるかもしれません。

ラテアートは、エスプレッソの入ったカップにミルクを注ぎながら描くもの。

一方で、カプチーノの表面にクマやウサギなどの動物、キャラクターの模様を描くことを『デザインカプチーノ』と言います。

デザインカプチーノは、ミルクを注ぎ切った後にスプーンやピックなどの道具を使って、絵を描いていくもの。そのため、ラテアートよりも自由に複雑な模様を作れます。

自宅でカプチーノを作るときは、デザインカプチーノに挑戦してみるのもおもしろいかもしれませんね。

スターバックスでオススメのアレンジ方法

スターバックスでもカプチーノが販売されています。そのまま飲むのも良いですが、スタバの醍醐味と言えば、自分好みの味にアレンジできること(通称:カスタム、カスタマイズ)ですよね。

最後にスターバックスでカプチーノを頼んだときに試してほしい、オススメのカスタマイズを紹介します!

1.ドライカプチーノ+ブラウンシュガー+ハチミツ

カウンターで「カプチーノをドライ多めで」と注文。受け取ったら、仕上げにコンディメントバーにあるハチミツブラウンシュガーをふりかけて完成します。

「ドライ」とはフォームミルク(泡)の割合を多めにして、スチームミルクを少なくすること。

フォームミルクを多くする「フォーミー」というカスタムもありますが、カプチーノの場合は「ドライ」を使います。

通常のカプチーノよりもミルクの泡が多めに入っていて、ふわふわの食感が長く楽しめるドライカプチーノ。

ハチミツとブラウンシュガーも加わって、ほろ苦さの中にやさしい甘さを感じられます。濃厚というより軽い口当たりなので、ほっと一息つきたいときにおすすめです。

  • コンディメントバーはストローやシュガー、ハチミツなど、ドリンクを飲むときに欠かせないアイテムが置かれた場所。セルフサービスで、自分好みの味にカスタマイズできます。

    ほぼ全てのスタバにありますが、小規模のお店にはないことも。置かれていなかったら、注文するときにスタッフさんにアイテムを頼むと追加してくれます!

2.キャラメルカプチーノ

カプチーノに、キャラメルシロップを追加で」と頼むと出てきます。エスプレッソにキャラメルの優しい甘さが加わるので、「苦いのは飲めない…」という方にとてもオススメ!

ふわふわの泡と一緒に飲むと、キャラメルの香りがふわっと口いっぱいに広がります。

3.カプチーノ+チョコレートソース+シナモンパウダー

カプチーノに、チョコレートソースを追加で」と注文。受け取ったら、仕上げにコンディメントバーにあるシナモンパウダーをかけて完成です。

ビターなカプチーノに、チョコレートの濃厚な甘さがマッチ!シナモンのスパイシーな香りが、スッと鼻を抜けていきます。

キャラメルカプチーノほど甘くないので、甘すぎるドリンクは好みじゃない方にもピッタリです。

まとめ

ビターなエスプレッソと、やわらかなミルクの甘さのハーモニーを楽しめるカプチーノ。

材料はカフェラテと同じですが、カフェラテより泡立ったミルクが多いのが特徴です。エスプレッソに混ざるミルクの量が少ないので、ビターな味が好きな方にオススメ

カプチーノを作るにはエスプレッソマシンが必要ですが、コーヒーを濃いめに入れて作ることもできます。ミルクを泡立てる器具は100均にも売っているので、家でも手軽にカプチーノを楽しめますよ。

「自分で作るのは、ちょっと自信ないな…」「まずは、おいしいカプチーノが飲んでみたい」という方は、スターバックスやタリーズなどのカフェで試してみるのがオススメです。

実際に試してみることで、「もう少し甘い方がいいな」「ハチミツが意外と合う!」と自分好みの味を発見できるもの。

この記事が、コーヒーとの新しい出会いのきっかけになれば幸いです。

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