コーヒー豆

コロンビアコーヒーの魅力は完璧なバランスにあり!産地ごとの特徴から美味しい飲み方までご紹介します!

コロンビアコーヒーってどんな味?コロンビアコーヒーって有名なものあったっけ?

そう思っているかもしれませんね。

コロンビアコーヒーはコロンビア産のコーヒーのこと。天然の甘みとさわやかな酸味、華やかな香りが特徴とされています。コクがあってマイルドな飲みくちのバランスのよいコーヒーです。

味のバランスがよいってどういうこと?コロンビアコーヒーと言っても色いろな説明があってよく分からない

そう感じるかもしれません。

コロンビアは広い国土全体が適しているといってもいいくらいコーヒー栽培に最適な条件がそろった国です。

地形や気候など違う環境で育ったコーヒーにはそれぞれ独特の味わいがあり、ひと口に説明できないほどのバラエティー豊かなコーヒーとも言えるのです。

この記事ではコロンビアコーヒーの多様な魅力について初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきます。合わせて、「これからコロンビアコーヒーを試してみよう」という方に、オススメのコーヒーも紹介していきます。

ぜひコロンビアコーヒーを知って、さらにコーヒーについて興味を深めてくださいね。

コロンビアコーヒーとは?特徴を紹介!


コロンビアコーヒーは、地域によって味も香りも変わってくるのが特徴です。大きく分けると、「北部・中部・南部」の3つの地域で、味や香りが変わってきます。

中でも、よく表現されるフレーズがこちらです。

  • 北部:チョコレートのような甘み、ナッツのようなコク、スッと鼻を抜ける酸味、苦味が舌に残らずキレが良い後味
  • 中部:フルーティーな甘み、ハーブの香り
  • 南部:柑橘系のフルーツのような酸味、レモンやグレープフルーツのようなさっぱりした香り

見ていただいて分かるように、地域によって、味も香りもフレーズが違いますよね。

これは、コーヒーの味が地形や気候に大きく影響を受けるからです。

2つの海に面し、大きな山脈がまたがるコロンビアでは、栽培地で標高や気温など、環境が大きく異なります。

この国の動植物が多様であるように、コロンビアはコーヒーの味わいも多様なのです。

自然の恵みをたっぷりと受けたコロンビアコーヒーは、「完璧なバランス」が特徴。

コーヒーの味わいを決めるのは「香り」「酸味」「苦み」「コク」の4つです。コロンビアコーヒーは、この4つ全てがそろっているため、コーヒーの基本的な味わいを堪能できます。

それぞれが突出することなく、優しく調和していて、コーヒー初心者の人にもオススメです。

フローラルな酸味はふわっとした幸せな気分にしてくれ、強すぎない苦味はシッカリとコーヒーの味を楽しめます。

豊かな甘みと滑らかなコク。それでいてキレがある明るいコーヒーは、一日に何度でも飲みたくなる「リフレッシュ飲料」とも言えます。

味のバランスが良いので、ブレンドベースにもよく使われます。人気のコーヒーチェーン店のブレンドなど、これまで気付かずに口にしていることがきっとある、そんなポピュラーなコーヒーなのです。

ここからはコロンビアコーヒーの産地の特徴と、産地によって変わる味や香りの違いを見ていきましょう。

 

北部

中部

南部

環境

・標高900m~1300m

・高めの気温

・原生林による自然の日陰がある

・標高1300m~1700m

・火山灰による栄養価の高い土壌

・年間を通した豊富な雨量

・標高2300mという高地

・低めの気温

・肥沃な土壌

・ほぼ赤道直下で日射量が豊富

柔らかな酸味とコク

完璧といわれる味のバランス

天然の甘みたっぷりのコーヒー

有名な産地

・マグダレナ

・カサナレ

・シエラ・ネバダ・サンタマルタ

・サンタンデール

・ノルテ・デ・サンタンデール

・カルダス

・キンディオ

・リサラルダ

・ノルテ・デ・トリマ

・ナリーニョ

・カウカ

・ウィラ

・スール・デ・トリマ

産地はどこ?

コロンビアコーヒーの産地は、南米のコロンビア共和国という国です。

環境に応じた個性豊かなコーヒー豆が産出され、それぞれ特徴ある味わいです。

産地は大きく分けて以下の3つあります。

北部・・・マグダレナ、カサナレ、シエラ・ネバダ・サンタマルタ、サンタンデール、ノルテ・デ・サンタンデールなど。

この地域は標高900m~1300mと低めの標高、高めの気温が特徴です。原生林による自然の日陰がコーヒーの木を強すぎる日差しから守っています。このエリアのコーヒーは、柔らかな酸味とコクが特徴です。

中部・・・カルダス、キンディオ、リサラルダ、ノルテ・デ・トリマ

この地域は、標高1300m~1700mに位置。火山灰による栄養価の高い土壌、年間を通して雨量が豊富と、コーヒーの生育に必要な条件をそろえています。収穫期は年に2回あるのも特徴の1つ。このエリアのコーヒーは、完璧といわれる味のバランスが特徴です。

南部・・・ナリーニョ、カウカ、ウィラ、スール・デ・トリマなど

この地域は標高2300mという高地で、低い気温が特徴です。肥沃な土壌に加えて、北緯1度とほぼ赤道直下に位置しているため、日射量は十分。低い気温でゆっくりと糖分をため込んだ、天然の甘みたっぷりのコーヒを育てます。

コーヒー豆知識

コロンビアのコーヒー生産は「地理的に非常に難しい場所に、人的努力によってコーヒー栽培地を切り開いてきた」ことを評価されています。生産性と文化的景観を備えた見習うべき地域として、世界遺産に登録されました。

コロンビアコーヒーはどんな味?香りはどう?

コロンビアはコーヒーの産地が多いため、環境条件によって味のキャラクターが微妙に違ってきます。

ですが、どの産地の豆も基本的に次の2つの特徴があります。

  • 華やかな酸味
  • 強すぎない苦味とコク

「酸味が特徴のコーヒーは苦手だな」と心配かもしれませんね。でも「バランスの良さが完ぺき」と評されるコロンビアコーヒーなら、その心配はいりません。

豊富な日照を受け、たっぷりと天然の甘みをもつコロンビアのコーヒー。産地の環境によってハーブのようにフローラルなものや、柑橘系のフルーツを思わせる味わいを感じるもの、あるいはチョコレートやキャラメルの風味のものもあります。

それでは、産地を「北部」「中部」「南部」の3つに分けて、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう!

北部のコーヒー

コロンビア北部のコーヒーは、柔らかな酸味と甘みが特徴です。ナッツのようなコクがあります。

カカオを多く含んだチョコレートのような風味でいて、スッと鼻に抜けるさわやかな酸味。キレの良さを実感できるスッキリした後味は、他の苦み押しのコーヒーとは確実に一線を画します。

中でも、チョコレートのようなしっかりとした香りはヤミツキです。

中部のコーヒー

コロンビア中部のコーヒーは、フルーティでハーブのような香りと甘みが楽しめる、独特のフィーリング。豆の入った器を開けた瞬間、季節を迎えた金木犀のように、フワッとあたり一面に爽やかなハーブのように香りたちます。

芳ばしさと同時に感じる花のような香りは、気分が軽くなり、幸せを感じさせます。「コーヒーは大地の恵みの木の実である」と実感できる芳醇な味わいは、筆者も大好きです。

南部のコーヒー

コロンビア南部のコーヒー豆は、柑橘系の甘い香りが特徴です。

「コロンビアは酸味が特徴」と言われるのは、この地のコーヒー豆をさしているのかもしれません。高酸味ですが、鼻につく酸っぱさというのではなく、ほのかに柑橘系のフルーツを思わせる爽やかな酸味が独特です。

とくにレモンやグレープフルーツに例えられます。

自然の甘みと酸味があり、苦みが少なく、キレが良いコロンビアコーヒー。

豆の焙煎の度合いや淹れ方を変えても、どれかの味が悪目立ちすることがありません。コロンビアコーヒーは、最も失敗しないでコーヒーの味を楽しめる「コーヒー界の万能選手」と言えますね。

豆知識:コロンビアコーヒーの香りの秘密

コーヒーと言えば「苦みばしった炭焼きの香り」と思いがちですよね。しかし、コロンビアコーヒーの香りは、とってもマイルドな香り。香りを吸い込むと、優しくまったりとした気分にさせてくれます。

その香りの秘密は、コロンビアの栽培方法にあるのです。

コロンビアでは、先住民族が脈々とコーヒー栽培を受け継いできました。そのため、現在でも小規模農家による手作業がほとんどです。

また、山間の急こう配の栽培地に機械が入れないため、収穫から洗浄までほとんどの行程が手作業。その丁寧な生産工程がコロンビアコーヒーの品質を高く保つことに貢献しています。

完熟した実を摘み、水洗いするコーヒー栽培の工程が、自然の豊かな香りを残さず伝えてくれているんですね。

コロンビアコーヒーのブランド


コロンビアコーヒーには、「原産地呼称制度」で厳格に守られているブランドがあります。「原産地呼称制度」は、コーヒーの品質を保証をするだけでなく、生産者に直接利益が還元されるため収入の向上が期待されている制度のこと。

例えば、「ナリーニョ」「カウカ」「ウィラ」「サンタンデール」などです。

これらの産地名称を冠して良いのは、FNC(コロンビアコーヒー生産者連合)に認められたコーヒーだけ。私たちはラベルにその名があれば、安心して高品質なコーヒーが飲めるのです。

おいしさだけでなく、先住民族などコーヒー生産者の方たちの生活が安定するための方法を取り入れているコロンビアコーヒー。ぜひ、積極的に味わって応援していきたいですね。

ここでは簡単に、コロンビアコーヒーのブランドを紹介します。

「エメラルドマウンテン」

コロンビアの1番有名なブランド。FNCの厳しい品質検査に合格した上で、専門のコーヒー鑑定士によるカッピングで味、香りが厳しく判断されます。カッピングの回数は、なんと7回!コロンビアコーヒーの全生産量のわずか1~3%しか認定されません。

「コロンビア・ナリーニョ」

低温と火山性の土壌、豊富な日射量と好条件がそろうナリーニョ。この地域のコーヒーは、糖分をたっぷりとたくわえて育ちます。まろやかな酸味と甘さが特徴で、その繊細な味わいは世界的に称賛されています。

「コロンビア・カウカ」

コロンビア・カウカと産地名の表記されたコーヒーは、コロンビア南部にある「カウカ産」の証し。高酸味で、甘くフローラルな香り高いコーヒーを楽しめます。

「コロンビア・ウィラ」

ウィラは、アンデス山脈の南部に位置する地域です。火山灰が堆積してできた肥沃な土壌を持ち、ストレスなくコーヒーが育ちます。

この地で産出されるコーヒーは、甘い香りとバランスの取れた味わいが特徴。後味がスッキリとしているので、デスクワークのお供にもピッタリです。 

「コロンビア・サンタンデール」

コロンビアでも最も古くからコーヒーを栽培してきたこの地域は、世界でも有数の生物の多様性が特徴。さまざまな動植物と共生してきたコーヒーは、ハーブのような香りと甘味を持つ絶妙な味わいを見せます。 

「コロンビア・シエラネバダ」

シエラネバダは、コロンビア北部にある山脈。この地域では、古くから先住民族が独自の栽培法でコーヒー栽培をしてきました。

化学肥料などを一切使わず、自然の恵みを大切にしながら時間をかけて生産されます。この地域のコーヒーは、ヘーゼルナッツのような香ばしさ、ダークチョコレートのような後味が特徴です。

コロンビアコーヒーの歴史

>生産量が世界第3位であるコロンビアコーヒーの歴史は、そう古くありません。

諸説ありますが、1730年代にキリスト教の関連施設に持ち込まれたといわれています。

少なくとも1800年代には栽培が始まったようで、1830年代には国外へ輸出を開始しました。他国に比べて出遅れたコロンビア。当時ブラジルでは、すでにコーヒーが大量に生産されていました。

急こう配の山脈地帯で栽培を行うコロンビアは、栽培量ではとても勝負できません。そこで、コスタリカのような高品質のコーヒーを生産する方向に舵をきったのです。

1927年に「FNCコロンビアコーヒー生産者連合会」が設立されてから、高品質なコーヒーを安定して供給できるようになってきました。

どんな豆なの?

コロンビアで栽培されるコーヒー豆は全て、味が良いとされるアラビカ種です。

アラビカ種の中でもは、カトゥーラ種とバリエダコロンビア種がほとんどを占めています。さび病に強く、安定して多くの収穫を得られる品種です。

コロンビアコーヒーのグレードは、豆の大きさで決まる

コロンビアでは、コーヒーのグレードを豆の大きさで分けています。粒の大きなものが輸出用で、スクリーンサイズ14以下の小さなものは国内用です。

下記の2つのグレード「スプレモ」「エクセルソ」が外国への輸出用ですが、日本だけには特殊な豆「エメラルドマウンテン」が輸出されます。

  • スプレモ:スクリーンサイズ17以上(約6.75㎜)以上の大粒な豆
  • エクセルソ:スクリーンサイズ16以上(約5.6㎜~6.4㎜)範囲内の豆
  • プレミアム:スクリーンサイズ18以上の豆。(エメラルドマウンテン)

ただし、エメラルドマウンテンは、粒が大きいだけが条件ではありません。100%手作業による選別や、専門の鑑定士による7度のカッピングなど、厳しい条件を満たしたものだけが認定されます。

コーヒー豆知識

缶コーヒーでも人気の「エメラルドマウンテン」。コロンビアの誇りといえる超高品質銘柄ですが、その発祥が日本だったと知ってましたか?

日本の消費者は、他国に比べ特に味と香りに繊細であるとされています。1970年の大阪万博のときにFNCが「コロンビアコーヒーの顔」として日本向けに特別に開発したものがエメラルドマウンテンなのです。

コロンビアコーヒーは入れ方、煎り方で風味が変わる

コーヒーは、入れ方や煎り方(ローストの程度)で味が変わると言われます。

しかし、コロンビアコーヒーはそれほど入れ方にこだわる必要はありません。なぜなら、完ぺきな自然のバランスを味方にしているからです。そのため、こだわらなくても十分おいしくいただける、うれしい長所があります。

苦みも酸味も突出しないため、失敗して苦すぎるとか、酸っぱくなったりしないのです。

現地コロンビアの人たちの飲み方はいたって気軽。お湯は熱めでカップを温めておくことで、香りを長く保つことだけがコツといいます。おいしさに自信があるからこその、こだわりのなさが良いですね!

一方で、豆の煎り方(ロースト)は味わいに変化をもたらします。「これが同じ豆?」と思うほどに、劇的な変化を感じることができるでしょう。もともと備わった深い味のキャラクターが、煎り方でいろいろな表情を見せてくれます。

同じ豆で煎り方(ロースト)を変えて飲み比べるのも、とてもオススメの飲み方です。

コロンビアコーヒーは、ペーパードリップで淹れよう

コロンビアコーヒーは、コーヒー初心者にこそオススメできると言いましたね。初めてハンドドリップにチャレンジするにはピッタリのコーヒーですから、この機会に挑戦してみませんか?

ここからは、コロンビアコーヒーをおいしく味わうための入れ方を紹介していきます。

とくに難しくはありません。大丈夫、きっとおいしく入れることができますので、ドリッパーとサーバーを用意して、ハンドドリップで入れてみましょう。

もしハンドドリップができなくても、コーヒーメーカーでも充分です。苦みや渋みがなく、どんな入れ方でもおいしいのがコロンビアコーヒー最大の長所なのですから。

浅煎り(ミディアム)のコロンビアコーヒー

煎り方が浅い豆は、コロンビアコーヒー1番の特徴である「フルーティな香り」「心地よい酸味」を強く感じるでしょう。

とくにコロンビア中部、南部の産地名(ナリーニョ、カウカ、ウィラ、トリマなど)がつけられたスペシャリティコーヒーは、浅めの煎り方で味わってみてください。

中煎り(ハイ)のコロンビアコーヒー

ハーブのように優しい香りと、酸味が特徴とされるコロンビアコーヒー。豆本来の味の違いを感じるなら、まずは中煎り(ハイロースト)で試してみてほしいです。

同じ豆でも、中煎り(ハイロースト)にすることで、強すぎない苦みと風味がしっかりと出てきます。

天然の甘みに華やかな香りを楽しみ、滑らかなコクと芳ばしさを味わう。そしてスッキリとした後口で終わるという、コロンビアコーヒーの醍醐味を味わいつくせるのが中煎りです。

コーヒー豆知識

コーヒーは深く焙煎するほど、酸味が出にくくなります。そのため、コロンビアコーヒーも酸味を味わいたいのなら、浅めの煎り方がおすすめです。

しかし、浅煎りのコーヒーは、入れ方が少し難しくなります。なので、筆者の個人的には浅煎り(ミディアム)よりも、やや深めの中深煎り(ハイ)がお気に入りです。

深煎り(フルシティ)のコロンビアコーヒー

コロンビアコーヒーは、深煎りもとてもおいしくいただけけます。出過ぎない苦みがとても活きるのです。

酸味は薄れますが、高級チョコレートのエキスを絞ったかのようなチョコ感。喉を過ぎてからのスッキリとしたあと口。苦みやえぐみがないので、冷めてもおいしくいただけます。アイスコーヒーにも最適ですし、ミルクを加えたアイスカフェオレもとくにオススメです。

筆者個人的には、ナッツの入ったブラウニーをかじりながら深煎りコロンビアを飲むのが至高だと思っています(笑)

エスプレッソで楽しもう

コーヒーの国コロンビアでは、エスプレッソもとても人気。品質と技術の結晶のような濃厚なコーヒーを楽しむにはコロンビアコーヒーは最適です。

コロンビアコーヒーは、煎り方を深くしても苦味がイヤになることはありません。濃厚なチョコレートの風味を堪能できます。

完熟した実を摘むコロンビアコーヒーは、もともとしっかりとした甘さとアロマがあります。

そのため、エスプレッソにすると、なめらかなクレマとコクが楽しめるのです。キャラメルやナッツ類の芳ばしさと、カカオの風味を感じる一杯となります。

コーヒー豆知識

「カフェテロ」は、コーヒー農民を意味する言葉です。コロンビアコーヒーの有名なキャラクター「ファン・バルデス」はその象徴。

サッカーのコロンビア代表チームの愛称「ロス・カフェテロス」も同じ意味なんです。国民の多くがコーヒー生産に関わるコロンビアらしいですね。

ブレンドするのもオススメ

コロンビアコーヒーは、風味豊かでコクがありながら、キレも良いのが特徴です。苦みも酸味もでしゃばらないまろやかな味わいのため、ブレンドにも適しています。

タリーズコーヒーの定番ブレンド「ハウスブレンド」もコロンビアの豆が使用されています。深めの煎り方でとてもおいしいコーヒーですので、一度味わってみては?

オススメのコロンビアコーヒー


ここまで読んで、「実際に飲んでみたい!」と思ってきましたか?

コーヒーの味わいが全て詰まっていると言われるコロンビアコーヒー。苦みが苦手な人も、甘さと華やかな酸味とともにカカオの風味を楽しめるのが良いところです。

筆者もコーヒーの風味を実感するには「実際に飲んでみる」のが1番だと思います。ここからは日本で比較的入手しやすいコロンビアコーヒーのオススメを紹介します。

レギュラーコーヒーのオススメ3選

ペーパードリッパーか、コーヒーメーカーが家にある方は「レギュラーコーヒー」に挑戦してみましょう。オススメは以下の3点です。

商品1

「ブレンディ®」 レギュラー・コーヒー やすらぎのカフェインレス150g

カフェイン97%カットのコロンビア産最上級グレード豆スプレモ100%使用。甘い香りがひきたつ、コク深い味わいをお楽しみください。カフェインレスなので、就寝前や妊婦さんでも大丈夫なのが嬉しいですね。

商品2

カルディコーヒーファーム コロンビア・カウカ

コロンビアのコーヒー生産地の中でも、南部で産するコーヒー。「カウカ」の生産地が表示されている個性豊かな風味のコーヒーです。中煎りで爽やかな酸味を楽しめます。

商品3

丸福セレクト珈琲豆 コロンビア・ナリーニョ

南部ナリーニョ産の豆を艶めくほどの深煎りで焙煎してあります。濃厚でスッキリ濃い味わいに、ほど良い酸味とチョコレートの風味が特徴です。

丸福珈琲店はコンビニとタイアップしてコーヒーゼリーなども出しているので、ロゴマークを見たことがあるかもしれませんね。通販でも買えますが、大阪方面にカフェの実店舗があります。お出かけの際にはお土産にもピッタリですよ。

インスタントコーヒーのオススメ

「コロンビアのレギュラーコーヒーは手に入りにくい…」という方には、気軽に楽しめる以下の商品を3点ご紹介します。

インスタントコーヒーといえども、本場のコロンビア公認の商品もあるんですよ!

商品1

オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー (ダーボン・オーガニック・ジャパン株式会社)

(コロンビア国立コーヒー生産者連合会)認定のロゴマークが入っているインスタントコーヒーです。現地の人もこの味を?と思いをはせるのも良いかも。

高橋
成城石井のお店で買えます。

商品2

スターバックス ヴィア® コーヒーエッセンス コロンビア

「コロンビアの味わいをいつでも、どこでも」がうたい文句のスターバックスのインスタントコーヒー。

店員さんに「お家でスタバの味を楽しむには?」と尋ねると、この商品を押してくれます。

高橋
店員さんいわく「ヘタに淹れるより、お店の味に近いかも」ってホント??

商品3

INIC coffee オーガニックアロマ スティック/12本

本格コーヒーなのに、パッケージが本当に可愛い「INIC coffee(イニックコーヒー)」。贈り物にも喜ばれること間違いなしです。

高橋
このスティックタイプの商品の他に、ボトルタイプのデザインも素敵ですよ。

まとめ

自然の宝庫アンデス山脈をかかえる南米の国「コロンビア」で産出されるコロンビアコーヒー。完璧なバランスと言われる味わいは、天から授かった自然の賜物なのかもしれません。

はっきりとした酸味があるのに嫌味は一切なく、優しい爽やかさが飲みやすく、十分な甘みとまろやかなコクが特徴です。

豆の煎り方を深くすることで、濃厚なダークチョコレートのような風味を味わうことができます。深くローストしても苦すぎることがないので、コーヒー初心者の人にもオススメです。

コロンビアコーヒーの独特な酸味を知りたい方は「中煎り」「中深煎り」を選ぶと良いでしょう。

逆に、コーヒーの濃厚な芳ばしさが好きな人や、酸っぱいのは苦手という人は「深煎り」を飲んでみてください。

多彩な顔を持つコロンビアコーヒー。豆の煎り方(ロースト)を指定できるなら、同じ豆でロースト時間を変えて飲んでみるのも、とてもオススメですよ。

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  • この記事を書いた人

fujiko

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